今回の記事では、人狼ゲームに参加した初心者からよく聞く「怖い」という感想に関して、お話していきたいと思います。
これは一人の人狼プレイヤーとしての願いですが、もし人狼ゲームに対して「怖い」という印象を抱いているということでしたら、ぜひ今回の記事をご覧頂きたいです。
人狼ゲームが怖いと思う方へ!人狼プレイヤーの言い訳を聞いてください
人狼ゲームをやっていて、よく聞くのが「人狼ゲームって怖い」という言葉です。
その点について、まず最初に謝らせてください。「怖がらせてすみません」と。特に対面人狼では、一緒にプレイする人によって「怖い」という印象を抱くことが少なくありません。これは女性に限らず、男性でも抱く感情です。
私は過去に何人も人狼ゲームに誘った経験があります。そして、その中の一定数の方は「怖かった」と言っていました。
人狼ゲームというのは、議論がベースになっているゲームです。ゲームの性質上、展開次第ではどうしても口調が激しくなりがちです。
これはプレイヤーである私自身も大いに反省すべき点なのですが、つい感情的になってしまったり、語彙力が足りないために相手を不快にさせてしまうこともあります。
おそらく人狼ゲームに関わってきて、相手を不快にさせたことがない人は存在しないと思います。大なり小なり、何かしらの発言で相手を傷つけてしまうことがあります。
さらに、上級プレイヤーの中にも口調が厳しい方や文句を言う方がいるのも事実です(上級プレイヤーの過度な強弁や暴言は本当に勘弁して頂きたいところなのですが)
このように客観的に見ていても、人狼ゲームにはデメリット面が存在するのも事実です。ただ、そこを考慮したとしても、人狼ゲームは素晴らしいゲームだと私は断言できます。
その理由についても語らせてください。
結局、仲良くなれる最高のゲーム
客観的に見ていて、人狼ゲームはプレイヤー同士がめちゃめちゃ仲良くなれます。謎の絆が生まれます。
村人陣営と人狼陣営に分かれて、それぞれの陣営がベストを尽くして、お互い向き合っていくゲーム。それが人狼ゲームです。
一緒の陣営で頑張った仲間はもちろん、対抗陣営として頑張った相手にも敬意を払う気持ちが出てきます。ですから、例え対抗陣営であったとしても、ゲームが終わればお互いが称え合える。そんな素敵な側面もあるゲームなのです。
このように話をすると「いや、そうじゃない人もいるでしょ」という言葉が聞こえてきそうです。私の幻聴であることを祈るのみですが、確かに全ての人がマナーの良いプレイをするとは限りません。
価値や自分の主張を優先するばかりに、全体の調和を大きく崩す方もいます。
そこで私からとっておきのアドバイスがあります。ここを意識していれば、おそらく快適な人狼ライフが送れること間違いなしです。
価値観が合わない人とは同村しない
最も手っ取り早い方法は「価値観が違い過ぎる会には参加しない」です。特に初心者の頃は「誰と一緒にゲームをするか」は非常に大切です。
不思議なことに人狼ゲームは、価値観の近い人同士が集まって開催されることが多いです。
例えば、議論バチバチのスタイルの人が主催する村では、そのようなタイプの方が集まりやすい傾向があります。ゴリゴリの議論があまり得意ではない方が、そのような村に入ってしまうと、メンタルが焼け野原のようになります。
できるだけ初心者に分かりやすく進めてくれる村に入った方がいいと言えるでしょう。
逆に丁寧で落ち着いたプレイスタイルの方が主催する会では、そのようなタイプの方が集まりやすくなります。ですから、まずは居心地の良いと感じるプレイヤーが集まる会に参加する方が良いと思います。
そこで慣れていくことで、キャパシティも少しずつ大きくなっていきます。多少強弁のプレイヤーと同村したとしても、前ほど気にならなくなるはずです。何事も慣れが本当に大切です。
最初から過度に嫌わない
最初は分からないことだらけの人狼ゲーム。もしかしたら「このプレイヤー苦手かも」と思う方が出てくるかもしれません。強弁や暴言で傷つけられることがあるかもしれません。
ただ、もしそうなったとしても、一度や二度のミスは許してあげてほしいのです。なぜなら、そもそも人間には感情があり、ミスをしない人など存在しないからです。
こんなに偉そうなことを書いている私も、沢山の失敗をしてきました。しかし、その都度反省し、より良いプレイができるように心がけているのです。
人狼ゲームは一人ではできないゲームです。だからこそ、楽しいゲームにできるようにお互いを尊重する必要があります。
初めての人狼ゲームで傷ついた経験がある方は、違うメンバーがいるところに参加して、違った環境で人狼ゲームを楽しんでみてください。きっと視野が広がると思います。
まとめ
人狼ゲームに関わってくださった方が、一人でも多く「人狼ゲームを始めて良かった」と言ってもらえるような環境作りに尽力してまいります。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。これからもさっぽろ人狼図鑑をよろしくお願いいたします。
さっぽろ人狼図鑑 プロデューサー おがぴー